8月19日、アースセレブレーション2007最終日をもって、鼓童としての
舞台活動に終止符を打ちました。
数日前の予報はアヤシイ雲行きだった19日。
龍神さまにお願いしてピーカンにしてもらいましたが、
あんまり暑かったので、曇りにしておけばよかったと
後悔しました(笑)。
当日までは、そのときを想像するだけで泣けてきましたが、
実際舞台に立つと、とても静かな気持ちでいました。
それは20年間のすべての喜怒哀楽を飲み込んで、
純粋な感謝のみに昇華されたような感覚でした。
演奏ではタブラの名手、ザキールフセインとの一騎打ちが
特に楽しかった。リハはサウンドチェックとエンディングの確認のみで
5分で終了。
数年前、やはり一騎打ちでセッションしたフリージャズの父であり伝説のドラマー、Milford Gravesのときと同じワクワク感がこみ上げてきました。
こんな巨匠の胸を借りて、子供になって遊ばせてもらい、打楽器奏者冥利に
つきます。こういった数々のセッションの中で、僕はホントに多くのことを学ばせてもらったのだ、と改めて思いました。
それと対象的に鼓童の若手、坂本雅幸と僕とで”族”の太鼓群のバトルが
ありました。彼が何をつかんだかわかりませんが、稽古では伝えられない
何かを感じてもらえれば、これまで僕と共演してくれた巨匠たちに申しわけが立つ
というものです。
すべての演奏が終わり、感謝を込めてバチを客席に投げ、担いでいた太鼓を舞台に置き、その上に法被とハチマキを置きました。
皆さんの声援の中、袖にはけて行く歩みは、
もう未来へ向かっているようでした。
僕の心は、とてもすがすがしく晴れやかで、最後の姿として
そういう自分でいられたことは、よかったと思います。
鼓童内部を含め、鼓童を通して出会ってくれた演奏者に、スタッフに、
お客様に、全ての方々に、そして佐渡が島とGreat spiritに心からの感謝でいっぱいでした。
ありがとう!!
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