2007.07.04

水上タクシー

Veneziataxi

水の都、ベネチア。

歴史あるこの街には車は一切入れません。
そのかわり、市中に張り巡らされた
運河を水上タクシーが行くのです。

かつてこの運河を、満載の太鼓とジャージ姿の太鼓打ち数名
を乗せた貨物船が、観光用のゴンドラ(マドンナがライクアヴァージンの
プロモーションビデオで乗ってたやつ)の間をぬって走った
記憶が蘇りました。

「どちらの難民さんですか?」といった風情。
ゴンドラや橋から見下ろす日本人観光客の視線が冷たかった(^^ゞ

それにしても船頭さん、外海をかっ飛ばしているとき
上下左右に激しく揺られながら微動だにしない。
職人的バランス感覚ですな。

ゴンドラはエンジンはなく、船頭さんは渡し船のように

長い棒を使います。下半身は船に吸い付くように、

上半身はリラックスして、

絶妙な体重移動をしながら船を操る。

やっぱり仕事で培った、無駄の無い動きは

美しいなぁ。

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2007.06.03

渡欧

Bruxelles

パリのシャルル・ド・ゴール空港から電車でベルギーへ。
途中、故障で列車を乗り換えるハプニングがありましたが、
無事ブリュッセル駅に着きました。

この時期のヨーロッパは、2000年にフェスティバルツアーをしたとき以来。
さわやかで過ごしやすい気候です。

そういえばEU統合してから、入国のときパスポートにハンコ押してくれなくなっちゃったんですよね。

先日のインドが新パスポートにしてからの初渡航。
1ページ使うでっかいビザでした。

いつもページが足りなくなっちゃうので、はじめから増刷してもらったけど、EU諸国を旅しても全然使わない。

なんかつまんないなぁ。。。

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2007.05.24

仏陀プールニマー

とにかく暑かった。もちろん冷房などない部屋、寝ていても吹き出す汗が枕の模様を枕カバーに写してしまうほど。焼けた石畳を裸足で歩くとほんとに火傷しそう。

2度目のインド。3年前に10秒間ほど目を合わせる機会があったサティアサイババの前で、ゲストとして招かれ演奏してきました。

仏陀プールニマー(ブッダ誕生祭)。バンガロールから車で5時間程、プッタパルティーにあるサイババのシュラインに世界各地から大勢の人が集まっていました。

サイババに関して知っていたことは、かつてテレビで観た「何もないところから物を出すオレンジの服をきたアフロヘアーのオジサン(超失礼)」程度のことでした。そして前回インドに行ったとき「自分の信じている宗教があるならそれを大切にしなさい」とか「唯一の宗教は愛である」というようなことを言っているらしいことを友人から聞きました。

そして賞賛、批判、暴露本まで、世界からいろいろ興味を持たれている人のようです。しかし僕は周囲の声よりも、かつて目が合ったときの直感で行くことを決めました。

政治宗教に中立的立場をとる鼓童としては、判断に難しいため個人として行ったわけです。ちなみに僕は帰依している宗教はありません。

このイベント、一度も予定通り進行せず、僕の出番は4分の3カットになる可能性がありました。そんな状況下に揺れる心の羅針盤を求めるべくパフォーマーとして、人として「なぜたたくのか」、「どうたたけば満足か」ということを見つめる、とても意義ある時間を過ごせたと思っています。これがサイババマジックなのかもしれませんね。

演奏はとても響きのよいところで、気持ちよく楽しくできました。
それにしてもやはりインドのカレーとマンゴーは絶品でした(*^ー^*)v

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2006.10.16

オムサロ遺跡公園

3万年前(旧石器時代)からの遺跡が残っているオムサロ遺跡公園 に紋別を離れる前に行ってきました。なんと紋別市立博物館の佐藤館長直々のご案内。何を聞いても即答してくれるので調子にのって質問攻め。たのしかったよぉ。

2shotto_2JyuukyomaeTateanajyuukyo 
1.                    2.                   3.

Jyuukyoato_1IshiyariYarareta
4.                   5.                   6.

ShowcaseIshiono_1Yamabudou_1            
7.                   8.                   9.

1.オホーツクを見下ろす高台にある森に遺跡はある。
2.発掘された柱跡を礎に復元された家。
3.穴を掘って一段低く。室温が安定するらしい。
4.森の中にクレーターのようにいくつもの家の跡が。
5.黒曜石でできた石槍の刃。
6,うぎゃぁ!
7.盗まれた展示品の跡。ドロボーはいけません!
8.石斧。以外と容易に木を切れるらしい。
9.秋空にヤマブドウ。美味! 

 

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2005.04.28

祭る島・春

6回シリーズの「祭る島」。
いかがでしたでしょうか。

このレポートの祭りは4月15日に
行われているもののほんの一部です。

過疎化が進む集落単位の祭りなので、観光客が
何十万人も集まる祭りとは全く趣きが違います。

山桜、うぐいす、天空の鳶。山を背景にあぜ道を行く
門付の鬼や獅子。タイムスリップしたような。。。

最後の宮入りでは裸電球の薄暗い明かりの中、最後の
力を振り絞って踊る鬼。囃す村人。呼応する木遣り唄。
ものすごいエネルギー。エクスタシーです(^^)

芸能も素敵。誇りを持って受け継いでいる
村の人々もとても素敵です。

祭る島の春。
そろそろ桜が散り始めます。





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2005.04.26

祭る島〜柿野浦〜

kakinourauti kakinoni

*画像をクリック!
ここのお宮さんはとても小さくて素朴。
でも鬼太鼓の踊りは力強く、且つ洗練されている。

踊りのひとサイクルはコンパクト。その中でテンポを
だんだん速くして7拍子のままリズムパターン
とノリが変わる、というドラマチックなものだ。

とにかくかっこいい!一番好きな鬼かも(^^)
1日かけて門付してお宮さんに帰る。そのとき鳥居を
くぐる前に唄われる木遣り唄もとても素敵。

年配の方の鬼は、力が抜けて味があって
素晴らしいとのこと。
それを観られなかったのが心残りだった。

毎年研修生たちはここの鬼を習い、祭りに参加させて
いただいている。うらやましい〜。。。



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祭る島〜金井〜

kanaioni kanainooni hatimanmikosi
*画像をクリック!
おいしいお米がとれる島の中部”国仲”は
金井の八幡様。

美しい振りの鬼。
初めて見た神輿。天井の鳳凰が引っかからない
ように慎重に移動。それだけでも興奮してきます(^^)

ここは時間がなく、神輿の行列が整ったところで次の
目的地に向かう。現研修所がある南佐渡、柿野浦へ。

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2005.04.23

祭る島〜南片辺〜

katabenooni boutokatana

*写真をクリック!
リズムや奏法、舞い方、門付の組み立て方が
独特な南片辺の鬼太鼓。
鬼が門付し次へ移動したところで
棒、薙刀、刀の演武のようなことをする。

kodomoto baa tatujinwaza

子供もお年寄りも皆、楽しんでそして真剣に祭りに参加している。
過疎化が著しい外海府にあって珍しく活気がある所だ。

「うまい人のを観てまねしてやる」という元気な小学生の女の子。
棒の型を指導する”じい”。それを真剣に受け止める中学生。
にこやかに、静かに見守るシャイな”ばあ”。
彼女たちは、太平洋戦争のころ男手不足で祭りが
廃れそうになったとき、女だけで鬼太鼓をやって守って
来たという筋金入りの世代だ。

芸能を通して皆がパワーを再生させ、
互いの繋がりを深める。そして古老から青年、子供へと先人から
の知恵や価値観を受け継いでゆく。
規模は小さくとも理想的なムラとマツリの原風景を観ることができ、
たくさん元気をもらい明るい気持ちになりました\(^0^)/

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2005.04.21

祭る島〜北川内〜

okinasteps motokensyujyo senbonoisidan
*画像をクリック!
石花から北へ。
(左)北川内(きたかわち)の豆まき。かなり早いテンポ
で軽快なステップを踏む翁。こんなじいさんホントにいたら怖い。
太鼓の打ち姿に注目!後ろ向きで肩越しに担ぎ上げるように打つ。
曲打ちといってこの近辺に少しだけみられる。かっこいい♡

(中)更に北上し、かつての研修所がある北田野浦へ。

部落総出で手作りしたという廃校になったこの校舎、
裏の山や目の前の海、近所の人たち、多くの愛するものが
ここにある。いわば”鼓童の金子竜太郎”のルーツとなる場所だ。
でも人の気配がない校舎の老朽は激しく、
胸がぎゅ〜と締め付けられた(ioi)
10年程前、台風直撃で修復を断念し、現在の所に移ったのだった。

ちなみにこのときの台風のニュースを知ったのは、アフリカは
セネガルのTV局待合室。
なんで日本のニュースが、と思っていたが。。。

(右)なんか”千と千尋の神隠し”にありそうな雰囲気。
ちょうどお昼休憩で音もなければ人の気配もない。
無言で照る太陽と明るい空が不気味に感じてくる。
石段昇って鳥居くぐると異次元に行ってしまいそう。
そういえば、”千と千尋”で佐渡をモチーフにしているシーン
があります。気がつきました?

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祭る島〜石花〜

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*画像をクリック!
外海府(そとかいふ)と呼ばれる佐渡北部の大陸側。鼓童がある南側より
海の碧が深い。空気も透明な感じがする。
潮風の絶壁で食べたおにぎりのうまいこと(^^)

石花(いしげ)の鬼太鼓。撮影許可を乞うと「お、金子さん
スペインいってたんだな。テレビ観たよ。」

え〜、初対面なのに。でもおかげで鬼太鼓について
いろいろ詳しいことを聞かせていただきました。

佐渡lifeで春の外海府が一番好き。
好天。地蔵さまもおだやかです。

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2005.04.20

祭る島〜金北山神社〜

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 *写真をクリックして下さい。
佐渡が島中部、沢根の金北山神社から出発間近。
(左)先頭の鬼は神様、次は神と人を繋ぐ役(天使みたいなものか?)、そして豆まきの翁。
(中)単調な浮間のリズム(跳ねるような)の表で子供たちが次々入れ替わって打つ。
(右)集落一軒一軒での門付へは軽トラで移動。のどかです。

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2004.10.19

Euroキャラバン⑧〜ラストカット

アイルランドの絶壁の海から始まったこの旅も
ついにここカディスの海で終わりになる。

旅は出会いと別れ。終わりはいつもセンチメンタルになる。
いつも旅していて、いちいちそうなってたらやってられないと思うでしょ?
でもそうなってしまうのよ、これが。今回は特にそうだった。

慣れないTV番組の撮影、過酷なスケジュールとロケ現場。
でも全身全霊で自分のやるべきことに集中していた。

毎日なにか小さな挑戦をして小さな発見をしていた。
毎日スタッフやキャストのフレンドシップと
皆が個人の目的を果たすことができるよう祈っていた。
毎日出会っては別れる異国の人々へ感謝を送っていた。

限られたメンバーで、限られた時間と場所を共有したことで
沢山のことを感じ、考え、経験しました。

しかしながら人の一生だってサイズは違うものの限られた
時間と場所であることに違いはないですよね。
だから、どんなふうに人生を送りたいか、
「仕事」を通してそれを示す機会にもなった旅だったのです。

ラストカットを撮り終えて、砂浜で真っ暗になるまで遊んだ。
出会いと導きに感謝しつつ。       

All my relations.
り◇

cadizcast3_3.jpg
ありがとね。

jump_2.jpg
真っ暗でもシアワセ。


鶴田真由さんのhpの日記にもEuroキャラバンのことが書かれています(9月10月)のでどうぞ。彼女らしい感性が光っています。

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Euroキャラバン⑦〜フラメンコ

僕はフラメンコが好きだ。
フラメンコは強烈なパッションで表現するが、抑制力もまた凄まじい。

ダンサーが険しい表情で胸や腕を上方向に引き上げつつ
下半身はひたすら下方向にあり鋭く床を踏むことがある。
日本の民族舞踊より重心はかなり高いが、バレエのようにジャンプすることはない。
逆に膝を折った低い姿勢やしゃがむこともほとんどない。
運動のレンジを狭くすることで独特の濃密な空間を創っているようにも思う。

こうして定位置で上下に激しくカラダを引くことで生まれる
狂おしいほどの拮抗したテンション。
そこには歌詞にのせるドロドロの葛藤した人間感情が表現されているのだろうか。

しかしドロドロ葛藤しているのに、なんか突き抜けて神々しささえ感じるときがある。
僕はそれがとても好きなのだ。この感覚は坂東玉三郎さんの歌舞伎でも感じたことがある。

17年前からジョイントを熱望していたが、やっと実現できた。
今回はフェリアというお祭りイベント会場でのTV収録。時間の関係などで”さわり”程度で
あったが、あの音の中に入ってつかんだ感触がある。

また一つカラダに刻まれた感じ。
これがコラボレーションの醍醐味なのです(*^ー^*)v
り◇

teasobi.jpg
老若男女が着飾って集まるお祭り”フェリア”。

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2004.10.12

Euroキャラバン⑥〜風の谷

フランスから国境を越えてスペインに入り、カタルーニャの山道をゆく。
その途中、湧き水があり、泊まり込みで修行するための小さな教会がある。
ただそれだけのところだが、とにかくいい風が通る谷だ。

草の斜面に寝転んで目を閉じる。
風の渦が4つ、谷に来てヒュルヒュルと音をたてながら
時計回りに戯れ舞っていた。風神さんに招かれた
竜神さんの子供達だな。

この谷は神々の遊び場。喜びに満ちた透明な気をいっぱい吸い込んで、
僕も透明になっていくようだった。
り◇

stqurqe_1_.jpg
チャージ中。

stqurqe_8.jpg
……。

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Euroキャラバン⑤〜バガット

フランスにこんな楽器があるなんて知らなかった。
バガットの構造や奏法はバグパイプと同じだ。
アンサンブルは、10数名のバガットに加え高音のチャルメラ(名前きいてなかった)
が数人、それに強烈なアタック音のスネアや中音、低音のドラム。

バグパイプ系の楽器はクレッシェンドやデミネンドは、しないのかできないのか
メロディーに緩急がない。大人数からいきなり一人になったりチャルメラで高音を
重ねたりでコントラストをつける。ON or OFFだ。
その潔いまでのストレートさとアラブが入ったエキゾチックなメロディーラインが
不思議な恍惚感を生む。

なんかずーっと「前方斜45度上」を目指し続けるような音楽。
こりゃぁええ!
予想通り太鼓とはいい相性。 薫のフューチャー部分は能管で勝負。
アイディアが溢れ出してくるがリハ時間は30分…。

いろんな可能性を感じた組み合わせだった。
ECでやっても面白いだろうなーo(^-^)o
り◇

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Euroキャラバン④〜モン・サン・ミッシェル

海に浮かぶ小さな孤島をそのまま礎にして、突き刺すように天にそびえる修道院。
遠くからのシルエットで「ディズニーランドのシンデレラ城みたい!」といった
自分のイマジネーションの貧困さに苦笑。

「ちゃっちゃか ちゃっちゃか ちゃからか ちゃっちゃか」。
門の手前にある有名なオムレツ屋では、卵をとくとき、
かきまぜ機とボールがぶつかる音でリズムをとっている。
太鼓になおせば「どんどこ どんどこ どろつく どんどこ」(^O^)
いいな〜こういうの大好き。

門をくぐると修道院までのせまい路地の両脇に、かわいいショップやレストラン
がならんで素敵なんだけど、なんかへんだ。
カラダになんかエネルギーが入ってくるが、いいものかよくないものか判断して
いるうち、暗く哀しい感情に満たされてきた。首から背中が重い。
やばー、めったにそんなことないけどちょっと影響されたみたい。

塩でお浄め。
ここのシンボルは、ミカエルさんが竜を踏んづけている。
そのせいかと思ったが帰りの車で現地の運転手さん曰く
「実はここ刑務所だったことがある」。
!!★☆!#×%!先に言ってよぉぉ〜!!り◇

m.s.michel@night.jpg
夜のモン・サン・ミッシェル

omlette.jpg
いいノリ出すね〜♪

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Euroキャラバン③〜フェリーにて

アイルランドからフランスへ。車でキャラバンなんだから当然カーフェリー。
19時間の道のりだったが、3人で朝まで語り明かした。

「この人、一山二山越えてきているな。」というのがうかがえる真由さん。
他ジャンルのこういう人と話すのは楽しい。

プロデューサーから番組に女優さんを誰かつけると聞いた当初、
正直(´〜`;)だったが、いい人に出会えて感謝です。
り◇

ferry_cast33.jpg
次なる地へ…。

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2004.10.10

余談その2〜魂の約束?

僕がソロで共演したリアム・オ・メンリーは、アイルランドの人気ロックバンド、
ホットハウスフラワーズのボーカリスト。彼とはちょっとした縁がある。

97年に彼はタオスの太鼓を僕にくれた。タオスはアメリカ、ニューメキシコ州の
ネイティブアメリカンが住む土地の一つ。なんと翌98年、ECのゲストにタオスの
べニートコンチャ達を招くことになった。このとき僕とべニートは兄弟の契りを結ぶことになる。

しかしリアムがくれたあの太鼓がタオスのものだと知ったのは後のことで、
99年にリアムと共演したときだった。

その話しを聞いたとき、僕の胸にあったネックレスをリアムにあげた。
たまたまべニートからもらったものをしていたのだ。
アイルランド、アメリカ、日本と地球をひとまわりする輪が繋がったようで不思議な感じがした。
これは何かの約束なのかな?
ちょっとトキメク話しでしょ☆彡
り◇

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2004.10.08

余談その1〜アイルランド音楽

伝統曲のしっとりとして透明感あるバラードは、
大きな愛に抱かれるようで
自然に涙して浄化してくれる。

2拍子で縦ノリのダンス音楽は
人間のもつパッションを
素朴に発散させてくれる。

アイルランド音楽は日本人にも
とても馴染みやすい。

ご存じの方も多いと思うが、小学校の音楽の
教科書にもあった”ダニ−ボーイ”とか
”ロンドンデリーの歌”と呼ばれる曲は
アイルランド民謡だ。

伝統音楽だけでなくロック、ポップスでも、
U2、ヴァン・モリソン、エンヤ、
シネイド・オ・コナーなど
僕の好きな素晴らしいアーティストが
山ほどいるアイルランド。

また伝統と近代の音楽とを融合する
試みも続いているが、それを絶妙なバランスで融合させる

錬金術師のようなおやじ

がいる。

EC96,97のゲスト、ドーナルラニーだ。

そのとき連れて来たミュージシャンを中心にした、
ドーナルラニー&クールフィンのアルバムは
僕のお気に入り。

ECでの印象を曲にした”Trip to SADO”がある。
日本盤ライナーノートでそのことに全く
触れていないのは残念。

クールフィンのドラマー、レイフィンとは仲良しで、
ダブリン滞在中ホテルに電話をくれたが、
翌日からリバーダンスのツアーとのことで
残念ながら会えなかった。

clarence_gate.jpg
U2のボノが経営のホテル
☆☆☆☆☆です。泊まれてラッキー(^^ゞ

enya.jpg
エンヤの家族がやっているレストランにて。
店で弟さんが働いていた。
クラナダのヴォーカル、モイアブレナンはエンヤの姉。
ecでドーナルと来日、共演した。

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Euroキャラバン②〜セッション@パブ

パブ(酒場)にはいつも音楽がある。飲む人も演奏する人も同じレベルで場を
楽しんでいるのがなんともいい。

気負いのない演奏はどこまでも楽しい、楽しい、楽し〜い(=^_^=)
薫の笛もアプローチに悩んでいたけど、実際音だしすればすぐに勘所を
掴んでいい感じ絡んでした。
撮影終了で引き上げねばならないのが残念。

写真は伝統の太鼓”バオロン(ボーラン)”。様々な奏法があるが
彼は箸のように細いばちで先端を手前に向け、アップダウン両方向で、またばちの持っている側でも叩く。
反対の手で太鼓の裏からのミュートやグッと押して音程を変えたりして、太鼓一つで様々な
ニュアンスとノリを出す。
この奏法、先日来日したバンド”キーラ”のローナンと同じものだった。
り◇

pub.jpg
皮は山羊。。。

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2004.10.07

Euroキャラバン①〜ロケ開始!!

佐渡→東京→関空→フランクフルト→ロンドン→ベルファスト→
そして車でブッシュミルズまで2.5H。遠い…。

時差ボケもなんのその、翌日から早速国立公園になっている絶壁ジャイアントコーズウェイで初ロケ。
あまりの強風なので立ち位置を安全な所に変更しようかとスタッフ。
それじゃぁ絵がつまんないから予定通りでと僕。
しかし、くるくる変わる天気の中で4時間待ち。

さぶい〜(;_・)。
でもウォームアップなどヤワなことはいってられない。
冷えきったカラダのまま「はい、キュー!」で即演奏だ。
ロケって忍耐だなぁ…。

「この景色の中で太鼓を聞きたい!」と、 別の場所で撮影を終えた真由さんが
突風の絶壁まで来てくれた。根性あるじゃん、気に入った。
それもそのはず、番組でアフガニスタンを馬で1ヶ月旅したこともあるという
つわものだったのだ。

彼女に変なバリアーは全くなく、気さくに接してくれたので初日から打ち解けることができた。
笛の薫と3人のコンビネーションはなかなかよい。さあ、どんな旅になるのやら…。

takuro.jpg
ここでやるぞぉ〜!!(左:鼓童スタッフの拓郎)

zeppeki_itigime.jpg
太鼓はこのへんに置いて…おっと!突風でよろける。

isyou_in_the_car.jpg
雨風の逃げ場も着替えも離れて止めた車だけ。
久々の法被に身が引き締まる(そんな顔してないけど)。

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2004.08.08

サハ紀行おまけギャラリー

写真、横2列に並べたかったんだけど…ま、いっか。お勉強しときます。
これにてサハ報告おしまいでーす。り◇8/8昼

yugamu-apart
夏、永久凍土が少し溶けて地面が歪むと…魅惑の彎曲。

rainbow
虹は歓迎のしるし。

russian_jeep
日本の中古車が多い(佐渡の”相川署佐和田町”というシールのある車も発見!)。これはロシア製。シンプルで気に入った。

with_tetim
テティムメンバーと。17歳の女子達は皆大臣などのVIPジュニアで才女揃い。

hill2
いい風が来てました。マハタナブンo(^-^)o

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サハ紀行⑤最終回〜マハタナブン(ありがとう)〜

アールセルゲの丘で風に吹かれながら思った。
98年のアースセレブレーションのゲスト、レッド・ウィロー・ダンサーズはネイティブアメリカンのグループ。僕と同い年でリーダーのべニートは、舞台が終えて感涙している僕にイーグルのスピリットを流し込み、兄弟の契りのパイプセレモニーをしてくれた。

ネイティブアメリカンの祖先は1万年前、このシベリアから陸続きだった大陸を渡っていった人たちだという。それを証明するかのように、ここアールセルゲの丘にはイーグルを彫ったポールがある。

僕は旅によって何を知ろうとしているのだろう。これまでしてきた旅がいつか意味をもって一つに繋がる日がくるのだろうか。目に見えるもの、形あるもの、命あるもの、限りあるものは美しく愛おしく、また時に醜く憎らしい。しかしそこだけ見ていては解らないことがあると思う。
旅で出会ういろんな人、様々な出来事、そのとき感じる自分の感情。そういう「事実」でなく、その奥にある「真実」を見ることができるメガネはないもんだろうか。
そんな時「ドラえもんがいれば…」とよく思うのだ。

丘に吹く風に乗せて、感謝の気持を届けましょう。
出会ってくれてありがとう。り◇8/7夜

EAGL
イーグルは聖なる鳥。ネイティブアメリカンの間では高い精神性の象徴。
(写真縦にできず…スミマセン)

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2004.08.07

サハ紀行④〜シャーマンとやかん〜

大黒屋光太夫(だいこくやこうだゆう) を御存じだろうか。
約200年前に彼が船頭として乗った船が難破してアリューシャン列島に漂着。ソリなどで8ヶ月かかって西へ、現在のレニングラードにたどり着く。皇帝に謁見叶い鎖国中の日本に帰国した人物。彼はその道中ヤクーツクを経由している。それが記録上初めて日本人と接したときだ。

あるシャーマンに会う機会があった。シャーマンといっても見た目は普通のおばちゃん。その日は彼女の誕生日ということでお祝にチャッパの演奏をした。「これは金属の混合比も含め自分でデザインしたんだ」という話しでひらめいたのか、「これは今あなたに必要だから持って帰りなさい。」という。それは200年前に造られたオール銅製のやかん(?!)。そして「やかんの造り方は日本人に教わったのだ。」と。
…ということはこのやかん、光太夫と関係が?

銅製のメダルとかだったら素直に喜んだだろう。でもやかん…しかもデカイし重い。行きの飛行機でも超過料金を取られたことが頭をよぎる。「う〜む、形に囚われてはいかん。やかんが必要という意味ではないはず。」…というワケでちょっとひきつった笑顔で受け取る。

いつ誰がどんな意味で言い始めたのか知らないが、ヤクート人は日本のことを「母方の兄弟の国」と呼ぶ。
「ヤクート史上和太鼓奏者が指導したのは初めて。」なんて言われたりもして、自分とヤクーツクとの関係が前世あったのかな…な〜んて思ったりした。

やかんの蓋は「最近皮膚ガンの患者を治すのに使ったからない。」とのことだった。り◇8/6夜

kettul2
僕と腕を組んでいるのがシャーマン。形に囚われるな(^_^;)

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2004.08.04

ヤクーツク空港でこんにちは。

tetim
気長に荷物を待ちましょう。(だれがサハ人かわかります?)

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