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2015.08.28

ゆるみ打法ができるまで_2

物事を成し遂げるための

ガンバル コンジョウ ドリョク  

(以下、GKD)という方程式。 


GKDに抱くイメージ や 雰囲気と

実際の自分のココロで感じていることのズレ

というお話をしました。




さて、GKD方程式を成り立たせるためには

なにか負荷が必要です。

それは身体的なものや精神的なもの

あるいはその両方になるでしょう。






私はGKD方程式に対して 

ガマン というニュアンスを 

抱いていました。




研修生からメンバー初期に

ガマンしていた 一つは 


寒さ


それから 体力的な 限界に近いときの 


苦しさ
 

です。


まずは寒さについてお話ししましょう。


***

▼冬の佐渡



荒れ狂う 日本海。

ざっぱ〜ん!wave

天空を削ぐような吹雪の音。

ひゅうぅぅぅぅぅぅぅぅ〜 typhoon

20150828_115534



当時は廃校になった木造の校舎が

住居兼稽古場。

暖房は 食堂に一つだけ。

稽古場にも個人部屋にもありません。

(現在はかなり充実しているらしいですが)



私の部屋はL字型校舎の角。

真野湾から吹き上がる風が 回って

隙間の多い木枠のガラス窓を

ガタガタ鳴らします。

すると窓の隅に三角に雪が積もります。

部屋の内側に、、、です。



髪を乾かすドライヤーも

持っていませんから、

ちゃんと乾く前に

床についた日は

朝目覚めるとパリパリに

凍っていたことも(笑)。

10kmランニング後、

水を固く絞って

稽古場と廊下をぞうきんがけ。

もちろん裸足。



それから 稽古。

体力系の演目ならいいけれど

特にモノクロームの前半の

稽古は骨まで凍ります。



▼それでもココロは


こうして書くと すごく 辛そうですし

実際寒いのは辛いです。


でもガマンしていたのは寒さであって 

自分の「やっていること」ではありません。


やっていることに実際ココロが

感じていたのは

楽しい 嬉しい ばかり。


22歳で 布団と 衣裳ケース1箱だけで 

佐渡に渡った私は 

研修所やメンバーとしての

生活が とてもラクで 

楽しいものでした。




冬でも早朝からの活動ということには

高校三年間の新聞配達、

更に佐渡に渡るまでの三年間、

深夜までバンド練習しながらの

青果市場での仕事に比べれば

楽だったのです。




それはバイト生活ではあり得なかった

三食 腹一杯食わせてもらえた

こと。

そしてちゃんと睡眠時間を

確保できたことにもよるでしょう。


結局、寒さから感じている辛さよりも

やっていることへの楽しさと喜びが

勝っていたということです。


▼ズレを生む思い込み


楽しさと喜びを心に感じているにもかかわらず

GKDのニュアンスを

持ち続けようとしていた

自分がいました。

ゼロから始めた和太鼓の

習得や自分の限界に挑みたい的な情熱を

実現させてくれる方程式だと

思い込んでいたためでしょう。


そのズレを 違和感 として

自覚していたのです。

この感覚はつかみ所のない

淡いものでしたが

ゆくゆく太鼓を叩く上での

壁となるのでした。

***

次回は体力的限界に

についてお話しますね。

お楽しみに〜♪




関連記事
ゆるみ打法ができるまで_1

***

ちなみに小学生のとき、先生に

「力抜くと寒くなくなるよ」 と言って

笑われたことがあります。

体温保持のためのカラダの反応以上に、

寒いという観念で力んでいたのだ

ということに

大人になってから理解できました flair

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