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2013.01.25

チャッパ竜太郎奏法の真実 2

チャッパの演奏技術が増えていくと、

技術に対応できる楽器の必要性を

感じるようになり

開発に乗り出しました。



いろいろリサーチをする過程で、日本の
金属楽器の行く末を憂いてしまいましたが、
尚のこと


「造らねば!」

との思いを強くしたのです。 

〜“たいころじい 第35巻”本文より
http://www.asano.jp/books/2010/02/35.php



音色
はもちろん、耐久性 操作性

重要課題でした。



まずは素材選び。



チャッパの素材は真鍮です。



トランペットなどの金管楽器も同じ真鍮製ですが

管楽器よりも打楽器の方が、真鍮の質が大きく

音に影響するのかもしれません。



真鍮は、銅と亜鉛の合金。

その割合が音色と耐久性をほとんど

決定づけるので

ベストな混合比を探しました。




次は形状。




金属同士をぶつけ合って音を出すことから

傷みの進行は著しいものがあります。


負荷のかかるところを補強し、なおかつ響きに

影響ないようにすること。


そしてより澄んだ音が持続するための

エッジにかけての厚みのテーパーを研究。



音量に影響する接触面積


音色を左右するカップ部分やエッジの角度

などなど。。。。


それらの調和を可能にしたのが、今や大変貴重な

へら絞り職人さんのワザ。


プレス加工で押し曲げたものとはひと味違います。



最後に操作性


当時販売されていたチャッパは、安定した操作性を

実現させるためなのか、本体と取っ手を

しっかり固定する傾向がありました。



また、本体と取っ手を接続する部分に

必ず装飾部品がありました。



しかし、装飾部品を省き、あらゆる方向に自由に動く

「遊び」を持たせる接続にして、

安定性が必要なときは、手のコントロールを

用いることで、竜太郎奏法に最適化したのです。




なぜなら要求される安定度は

技術ごとに様々だからです。

完全なブラブラ状態から、瞬時にカッチリと

固定することもできるし、なにより安定度の

無段階調節ができるからのです。



指を通してもつ「カン」と
本体と接続する「割ピン」についての
ウンチクは割愛して、

次回に、、、、

つづくclub

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