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2007.02.02

ashes and snow

本開催に先駆けてのプレ・エキシビジョン、グレゴリー・コルベールの写真と映像は”素晴らしい”という言葉が空々しく感じるほど、魂が震えるものだった。眼で確認できる作品そのものはもちろんすごい。しかしその奥に全てが詰まった空洞とでもいうか、生と死の混在といおうか、そんな奥深い両極の厳しさを愛あるまなざしで受け止めているように感じる。

静寂の中で多くを感じるのは、説明をあえて一つもしないことによって、見る側が作品に入り込むスペースを広く用意してくれているからかもしれない。

個人的に美術作品の展示は、もっと作品を引立てる演出があればいいのにな、と思うことが多い。ここでは照明や小道具がよく考えられて、会場全体が作品の世界観と調和されていた。こういう空間にはいつまでも浸っていたくなる。

そういえば数年前、千住三兄弟のコラボ(明さん作曲、真理子さん演奏のバイオリンが流れる博さんの日本画展)のときもそんな感じで、だれもいなかったので会場に寝っ転がっていたら、係員に「大丈夫ですか?!」といわれてしまったことがあった(^^ゞ

本開催は坂茂(ばんしげる)氏の紙でつくられた移動美術館に展示される。
美術館ごと作品になる展覧会。ん〜何度も通ってしまいそうだ。


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Comments

ashes and snow の画像を見ました。
魂が底までつきぬかれる感じです。
私は、幸い、野生動物がたくさんいるところに住んでいますが、森の中で動物にであったとき、立ちすくんだままじっと見つめあっている不思議な時間を共有することがあります。嵐のために一週間停電になったときにも、人間は大騒ぎしているのに、動物たちは何の影響をうけることなく、何一つ変わりない日々をすごしていて、同じ空間と時間を共有していても、まったく次元の違った世界を体験しているんだなあと思います。
ashes and snowは、その二つの世界が出会う不思議な瞬間の記憶を呼びおこしてくれました。

 

Posted by: maiko | 2007.02.18 at 10:43 AM

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