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2004.08.07

サハ紀行④〜シャーマンとやかん〜

大黒屋光太夫(だいこくやこうだゆう) を御存じだろうか。
約200年前に彼が船頭として乗った船が難破してアリューシャン列島に漂着。ソリなどで8ヶ月かかって西へ、現在のレニングラードにたどり着く。皇帝に謁見叶い鎖国中の日本に帰国した人物。彼はその道中ヤクーツクを経由している。それが記録上初めて日本人と接したときだ。

あるシャーマンに会う機会があった。シャーマンといっても見た目は普通のおばちゃん。その日は彼女の誕生日ということでお祝にチャッパの演奏をした。「これは金属の混合比も含め自分でデザインしたんだ」という話しでひらめいたのか、「これは今あなたに必要だから持って帰りなさい。」という。それは200年前に造られたオール銅製のやかん(?!)。そして「やかんの造り方は日本人に教わったのだ。」と。
…ということはこのやかん、光太夫と関係が?

銅製のメダルとかだったら素直に喜んだだろう。でもやかん…しかもデカイし重い。行きの飛行機でも超過料金を取られたことが頭をよぎる。「う〜む、形に囚われてはいかん。やかんが必要という意味ではないはず。」…というワケでちょっとひきつった笑顔で受け取る。

いつ誰がどんな意味で言い始めたのか知らないが、ヤクート人は日本のことを「母方の兄弟の国」と呼ぶ。
「ヤクート史上和太鼓奏者が指導したのは初めて。」なんて言われたりもして、自分とヤクーツクとの関係が前世あったのかな…な〜んて思ったりした。

やかんの蓋は「最近皮膚ガンの患者を治すのに使ったからない。」とのことだった。り◇8/6夜

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僕と腕を組んでいるのがシャーマン。形に囚われるな(^_^;)

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Comments

今現在サハを旅行中と大きな勘違いをしていました。アレ!と思うことはあったのですが;;。始めからゆっくり読み直して気がつきました。すみません。ということで今、やかんの行方は?きっと金子家の家宝として飾られていることでしょう。きっと不思議な力があるに違いない!それにしても写真を見てもどなたが現地の人かわからない。やかんのおばさんはわかりました。民族衣装なのかな?すてきです。

Posted by: noriko nisimura | 2004.08.08 at 10:10 AM

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